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 「 溺れる体温」  -  2006.03.28.Tue / 23:02 
溺れる体温
  「 溺れる体温」
  (by 菱沢九月 ill. 桃山恵)

  ★★★★






【story】
中も外もぐちゅぐちゅ。たまらないッ…。七飯は蜜にまみれて喘ぐ。もっと。して。言えない言葉を掬ってくれる、年下の恋人の恐ろしく熱い脈動がはしたないほど欲しいのだ。こんなにも―。七飯章吾は、兄の死で彼の悔恨を知り、その遺志を継ぐ。だが新聞記者の現実に擦り切れそうになった時、リョウに逢った。逢えたのだと思う。端整で無邪気で無防備な子供。一途にふれてくる唇。リョウに支えられ、七飯は真実の扉を見つけるが。

【review】
これまた結構エロかった...(笑) まぁ、あらすじからからも大体想像はつきましたけど、これほどエロシーンは必要なんだろうか?と思ってしまいました。
が、それ以上にしっかりとした設定とちょっと切なくなる内容が良かったです。

以下、ネタバレありです...
最初は、リョウというキャラがイマイチ掴み切れなかったです。人物設定もあまり詳しくなかったですし... そして最初にも書いた通りあまりのエロシーンの多さにビックリです。
が、七飯が兄の遺志を継ぎ追っている事件の真相が見え隠れし始めたあたりからは、かなり興味が出てきました。好きなんですよね、こういう事件絡みの小説って...
この小説を読んだ皆様は、すぐに気付いたのでしょうか? 七飯が追っている事件とリョウとの関係に... 私は本当に全く気付きませんでした。
自分の中で「もしかして...?」と思い始めてからのストーリー展開と、リョウが当時の自分を捨ててしまいたかった、忘れてしまいたかったその心情がすごく印象に残っています。
展開としてはベタなのかもしれませんが、全てが解ってから振り返ると、リョウの七飯に対する想いとか、事件の事とかは、納得出来る部分があるというか...
上手く言えませんが、「そうだったのか」と納得せざるを得ない感じでした。でも、それは渋々納得しているのではなく、最初から最後までとても綺麗に纏められているなと思いました。
「リョウ」と名乗っている理由そのものにも、色んな痛みを感じますし、何とも言えない感情が沸いて来ます。リョウの過去を全て知った七飯の心情も物凄く印象的でした。
個人的には、もうちょっとエロシーンが控えめで事件性と絡めてくれてのお話が好みではありますが、それでも充分楽しむ事が出来ました。
評価は「☆3.5」ぐらいなのですが、四捨五入して「☆4つ」(笑) やはり最後の「リョウ」の語りにグッときました。
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